潜在記憶と顕在記憶

長期記憶には、次のようないくつかの種類がある。

①【個人的な経験の記憶】
たとえば、「今年の冬休みに友人と北海道にスキーに行った」というような記憶である。

②【一般的な知識の記憶】
私たちは、スキー板をどのような形状でどのような用途を持っているか、スポーツとしてスキーの特徴などについて、他人に説明できる。こうした様々な知識も長期記憶の一つである。

③【技術としての記憶】
スキーについて言葉で説明できるような知識を備え記憶していても、スキーを自由に操るにはそれなりの練習が不可欠である。その技能の習得とその経験の保持も長期記憶の一つである。

これらの記憶を、タルビング(1983)は、①の長期記憶をエピソード(出来事)記憶、②の長期記憶を意味(事実)記憶、③の長期記憶を手続き記憶と呼んで区分している。またこのような長期記憶の区分には、脳のそれぞれ異なった部位が関わっていることが示されている。

なお、エピソード記憶と意味記憶とは区別が明らかではないことがあるため、宣言的記憶として1つにまとめられることが多い。

私たちの経験の中には、その経験の保持について意識していなかったり気が付いていないのに、現在の動作、行動、ものの考え方に影響を与えているものがある。このような記憶を潜在記憶と呼び、一方エピソード記憶や意味記憶のような宣言的記憶は、意識的な想起を伴うため顕在記憶と呼ぶ。

種々の技能やプライミング、条件づけなどによる行動は、遂行にあたって必ずしも以前に学習した際の経験について、意識的な想起を伴わないので、潜在記憶の例とされる。これらはまた、宣言的記憶と対比して非宣言的記憶としてまとめられることが多い。

私たちの経験の中には、その経験の保持について意識していなかったり気が付いていないのに、現在の動作、行動、ものの考え方に影響を与えているものがある。このような記憶を潜在記憶と呼び、一方エピソード記憶や意味記憶のような宣言的記憶は、意識的な想起を伴うため顕在記憶と呼ぶ。

種々の技能やプライミング(潜在記憶とプライミング)、条件づけなどによる行動は、遂行にあたって必ずしも以前に学習した際の経験について、意識的な想起を伴わないので、潜在記憶の例とされる。これらはまた、宣言的記憶と対比して非宣言的記憶としてまとめられることが多い。

長期記憶システムとその基礎にあると想定されている脳システムとの関係

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