学習と条件づけ

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【学習と条件づけ】内発的動機づけと外発的動機づけと過剰な正当化効果

動機づけの研究に対する認知的アプローチでは、個人の自身の行動についての理解と解釈が強調される。すなわちなぜ私たちは何かをすると思うのか、動機づけは何に起因しているのかということである。 例えば「なぜ、あなたはこのサイトを見ているのか?」 こ...
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【学習と条件づけ】ヤークス・ドットソンの法則とヘッブの覚醒理論

カナダの研究者ドナルド・ヘッブ(Donald Hebb)は動機づけについての理論(覚醒理論)もまとめ、この観点は行動論的アプローチと生理学的アプローチ間の「隙を埋める」のにも役立っている。 覚醒(arousal)は、生理学的次元と心理学的次...
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【学習と条件づけ】長期抑圧 (LTD)と長期増強 (LTP)

眼に空気を吹きつけるなどの刺激(無条件刺激(uncon-ditioned stimulus:US))を与えた場合、その刺激が反射的な瞬目を誘発する。この無条件瞬目反応は、空気を吹きつける前に音などの様な条件刺激(conditioned st...
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【学習と条件づけ】非連合学習(non-associative learning)と連合学習(associative learning)

学習には二種類の基礎的な学習形態があり、非連合学習(non-associative learning)と連合学習(associative learning)がある。 非連合学習には単一の刺激に関する学習がかかわっており、馴化(habitua...
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【学習と条件づけ】ヘッブの学習側(Hebbian learning rule)

学習の研究において行動主義からより認知的なアプローチへの変遷は、脳の知見によっても影響を受けている。カナダの研究者ドナルド・ヘッブ(Donald Hebb)が学習と脳についての初期の理論に多大な貢献をした。 ヘッブは、人間を生物学的有機体と...
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【学習と条件づけ】模倣と観察学習

人間はまた、行動が直接強化されなくても多くの事を学習することが出来る。例えば弟や妹が兄や姉の行動をまねたり、成人であっても初めて何かをやろうとする時など、熟練者の動きなどを観察し模倣したりもする。 こうした模倣は生まれつきにのものか、それと...
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【学習と条件づけ】潜在学習(latent learning)

1930年代にアメリカの心理学者であるエドワード・トールマン(Edward C.Tolman)は、単純な動物にも潜在学習(latent learning)が認められると言う知見を述べている。 潜在学習とは、報酬なしの時期に潜在的に進行してい...
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【学習と条件づけ】学習性無力感(learned helplessness)

マイヤーとセリグマン(Maier&Seligman,1976)は、イヌを使って重要な実験を行った。彼らの基本的実験は二つの段階からなりる。 第一段階では、一方のイヌには行動次第(生体の行動によって制御される)で電撃が与えられるかどうかを学習...
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【学習と条件づけ】嫌悪条件づけ・逃避学習(escape learning)回避学習(avoidance learning)

道具的条件づけにおいても古典的条件づけと同様に、報酬などの快刺激以外に電撃や苦痛を伴う音などの負の嫌悪刺激が用いられる。このような罰による訓練では、反応の後に嫌悪刺激や嫌悪事象が随伴し、その反応のその後の出現機会を弱めたり抑制したりすること...
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【学習と条件づけ】強化スケジュール

条件づけを行った後、学習された行動が強化されなければ消去が起こり、その行動が生じる頻度は低下してしまうが、一度行動が確立されれば時折しか強化をしなくても一般に行動は維持される。 このように時々しか強化を与えないやり方を部分強化と呼ばれる。 ...
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【学習と条件づけ】条件性強化子と弁別学習・般化

条件づけで基本的動因を満足させる強化子を一時性(一時性強化子)と呼ばれる。 また、一時性強化子と対提示されることによって強化力を獲得するようになった刺激を二次性強化子ないし条件性強化子(conditioned rein-forcer)と呼ば...
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【学習と条件づけ】強化と罰

道具的条件づけは、行動に引き続いて起こる環境事象によりその行動の生起確率が増減したりする。そして、刺激の随伴によって行動の生起確率が増減する過程が強化(reinforce-ment)にあたる。 強化は、食欲性刺激が与えられるなどの正の強化(...
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【学習と条件づけ】道具的条件づけ(オペラント条件づけ)

古典的条件づけは、刺激により誘発される反応、事象間の関係についての学習からなっているのに対し、道具的条件づけ(オペラント条件づけ)は自発的な行動(反応)とそれらの結果との関係についての学習からなっている。 つまり、古典的条件づけの「環境の刺...
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【学習と条件づけ】条件づけの生物学的制約

初期の行動主義では、学習法則はどの種も同じと見なし古典的条件づけによってどんな条件刺激(CS)でも、どんな無条件刺激(US)と連合させることが出来ると考えていた。 しかし、動物行動学者らの「人間や動物の行動に現れる強力な生物学的要因」の発見...
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【学習と条件づけ】条件刺激の予報性(認知的要因)

パブロフらは、古典的条件づけで条件刺激(conditioned stimulus:CS)と無条件刺激(unconditioned stimulus:US)をあまり時間を置かないで対提示する時間的接近性(temporally contiguo...
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【学習と条件づけ】条件づけと情動

古典的条件づけは、恐怖などの情動反応にも関連し影響を与えると考えられている。 ラット実験で、閉じられた空間にいるラットが定期的に電気ショックが与えられた場合、音(条件刺激)と電撃(無条件刺激)が繰り返し組み合わせられると、ラットはその音が鳴...
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【学習と条件づけ】二次条件づけ(second-order conditioning)

一旦、イヌが光に対して唾液分泌を条件づけを行っても、別の新たな刺激(音など)に対しても唾液分泌を条件づけすることが可能で、方法としては、光と音を対にして繰り返すことで可能になる。 例えば、もしイヌが音(条件刺激2)を聞き、その後光(条件刺激...
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【学習と条件づけ】獲得 ・消去・自発的回復・反応般化・刺激弁別について

この項目は古典的条件づけ(classical conditioning)の続きになるので、先にそちらを読んだ方が理解が深まります。 獲得(acquisition) 図は、実験においてイヌの学習曲線(lerning curve)を表している。...
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【学習と条件付け】古典的条件づけ(classical conditioning)

古典的条件づけの系統的な実験は、20世紀初頭、ロシアの生理学者であるイワン・パブロフ(Pavlov,I,P)の条件づけが良く知られている。 パブロフの基本的な実験では、唾液分泌量を計測できるようにイヌの唾液腺に導管を取り付け、ベルやメトロノ...