一旦、イヌが光に対して唾液分泌を条件づけを行っても、別の新たな刺激(音など)に対しても唾液分泌を条件づけすることが可能で、方法としては、光と音を対にして繰り返すことで可能になる。
例えば、もしイヌが音(条件刺激2)を聞き、その後光(条件刺激1)が続くと、たとえエサが組み合わせられなくても、そのうち音(条件刺激2)のみでも条件反応を引き起こす事ようになり、このような、一度獲得された条件反応を利用し新たな条件づけを行う手続きを二次条件づけ(second-order conditioning)と呼ばれる。
ただし、この条件づけの期間中には光とエサの連合を強化する試行も必要であり、それがなければ元々の連合は消失してしまう。
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